エンパワー・コミュニケーション研修「エンパワー・コミュニケーションで人と組織の元気力を高める!」~自分力、仲間力、組織力の相乗効果を発揮させるために~
【想定する対象者】
・仕事にもっと意欲的に取り組みたいと前向きな方/仕事に対する前向きさが感じられない方
・仕事のやりがいをもっと高めたいと前向きな方/仕事のやりがいを見いだしにくい方
・組織の活力や人間関係をもっと高めたい方/組織の活力や人間関係がうまくいっていないと感じている方
「やる気」を引出すには、「やる気を出す」(自分力)と「やる気は出てくるもの」(仲間力や組織力との関係性)の両輪
エンパワー(empower)とは「やる気を引き出す」ということ。「やる気を引き出す」には、「やる気を出す」(自分)と「やる気は出てくるもの」(仲間や組織との関係性)の両輪からのアプローチが大切です。
例えば、ある日のこと。事務所から自転車で移動できる講演会場だったのですが、自転車をこいでいるだけでもいつもと違い「よっしゃ!やるで!」と心のスイッチが入るのです。これには「やる気を迎えに行く」モチベーションアップの大切な学びがあります。行動から心にアクセスしているのです。これは「やる気を出す」(セルフ・エンパワーメント)ひとつの知恵になります。
嫌な出来事を思い出しているとき、楽しい出来事を思い出しているとき、どちらがエンパワー(元気力が高まる)でしょうか。脳科学的にも後者になります。欠点探しをして改善していくアプローチも大切ですが、いいところ探しもまた大切です。自分自身のいいところ、他者へのいいところ。こうした話題のキャッチボールだけでも笑顔がひろがり、元気力アップにつながっていくものです。
仲間や組織との関係性、コミュニケーションや人間関係のあり方とモチベーションについても。安全安心な場であるかどうか。とても大事ですね。ディスパワーなコミュニケーションとは、相手のやる気を下げることにつながります。disるコミュニケーションはその典型ですね。不安な場、萎縮する場だと、やる気低下のバッドサイクルが回り始めるわけです。グッドサイクルを回すために何が大切なのか。これらは「やる気は出てくるもの」のアプローチ。仲間や組織との関係性におけるエンパワー・コミュニケーションです。傷語(ディスパワー・コミュニケーション)を減らし、愛語(エンパワー・コミュニケーション)を増やすアプローチが大切です。
そして、これらはすべて当事者意識を高め、行動につながるのです。
「やる気を出す」(自分)と「やる気は出てくるもの」(仲間や組織との関係性)が互いにリンクし、相乗効果が発揮されることで「人と組織の元気力」をより高めることになります。セルフ・エンパワーメント(自分力)、ピア・エンパワーメント(仲間力)、コミュニティ・エンパワーメント(組織力)の相乗効果システムです。もちろん、楽しく、分かりやすく、元気が出る時間!楽しく学ぶことで学習効率はぐんと飛躍します!
「ストレスの9割はコントロールできる」の著者・鎌田敏による楽しく学び、明日から活用できる研修です。
日経新聞(2020年9月18日)
エンパワーコミュニケーション講演の内容(例)90分~120分
1.「やる気を迎えに行く方法」(心と身体)
心身一如の方程式で心をコントロール
2.「心の安全(安心)な場づくり」(心と環境)
萎縮しない空気/組織の成功循環モデル
3.「コミュニケーションエラーを防ぐ」(無意識の思い込み/アンコンシャスバイアス)
コミュニケーションは双方向/声かけと声のかけられやすさ
4.「武勇伝」(脳と元気力)
明るい話題のシェア/「がんばれ!」よりも1000倍のエンパワー効果
5.「人を応援(共感)し、人から応援(共感)される人になる」(サポーターシップ)
アウェイではパフォーマンスは発揮できない/心のサポーター/みんながみんなの応援団
6.「傷語を減らし、愛語を増やそう」(エンパワーコミュニケーション)
ディスパワー・コミュニケーション減らす/他己紹介/Goodのフィードバック
7.「当事者意識と行動」(巻き込む力)
他者や環境に変化を求める前に、まず自分が変化する/エンパワーな組織の空気づくり