ゲートキーパー研修(民生委員・自治体職員)

昨年、地区民生委員児童委員協議会の会長さんたちが集う会合でゲートキーパー研修の講師を担当させていただき、そのご縁で今年度は民生委員そして自治体職員(市民窓口などの担当の方々)が参加されるゲートキーパー研修を担当。リピートで講師依頼がいただけることは講師冥利に尽きます。

命の門番と言うとプレッシャーに感じる方も多いです。最後の砦のようなイメージですからね。やはり、だれもが身近な人のサポーターであることが大切で、こころのサポーターというようにもう少し柔らかく受け止める方が良いように感じています。ただ、ゲートキーパーならではの「はぐらかさずに本気度を探る」などについては「傾聴」「情報提供・つなぐ」とともにしっかりとお伝えさせていただきました。

ゲートキーパ研修の様子

僕の場合は、入門編ですので、相手を分かろうとする聴き方に力点を置きます。心の扉を開いてくれないと、心の内側は分かりませんよね。「私は独りではない」と感じていただける関わり方です。

同調し過ぎて援助者が体調を崩してもいけません。餅は餅屋です。つなぐことはとても大切ですし、自身の健康管理も大切です。そして感情のコントロールも。イライラ、モヤモヤしていたら、話を聴いているようで、聴けていないことが多いのです。

みなさま、終始ご熱心!ありがとうございました!

この後、僕は翌日のレジリエンス研修のために奈良県に向かいました。

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