心の免疫力を高めよう(1)心のサポーターの存在

拙著「幸せな働き方」人と組織が輝くために続けたい習慣27のヒント の一節から

元気は出てくるもの

人はいくつになっても、ほめられると嬉しくて、心のエネルギーが高まります。私たちが持つ「承認欲求」や「成長欲求」が満たされているからです。

ありがとうと言うことも大切ですが、自身の行いを通して他者から、ありがとうと言われることも大切です。ありがとうと感謝言葉をいただくことで、心のエネルギーが高まります。私たちが持つ「貢献欲求」が満たされているからです。

がんばれも大切かもしれませんが、それ以上に自身のがんばりに対して「よくがんばったね」とねぎらい言葉をいただくことで、心のエネルギーが高まります。これも私たちが持つ「承認欲求」が満たされているからです。


こうした「ほめ言葉」「感謝言葉」「ねぎらい言葉」はいずれも「愛語」(相手を想う優しさや勇気付けの言葉)ですね。

自分のことを理解、共感してくれて、話を聴いてくれる人の存在(心のサポーター)は、私たちの持つ「愛と所属の欲求」(つながり欲求、私は独りではないという安心欲求)を満たしてくれるので、心のエネルギーが高まり、また明日からがんばれるのです。

ほめ言葉、感謝言葉、ねぎらい言葉、心のサポーターの存在により、心のエネルギーが高まり、元気が出てくるということです。

「元気を出す」ことも大切ですが、いつも出し続けることはできません。

良き人間関係やコミュニケーションという関係性の中で「元気は出てくる」ものなのです。

人間関係やコミュニケーションのなかで心のエネルギーが低下し、元気が出てこないことは避けたいところですね。

●人間関係やコミュニケーションのなかで、あなたの元気具合はいかがでしょうか?

●仲間の元気を引出すために、どのようなコミュニケーションを大切にしていますか?

↑↑ 拙著「幸せな働き方」からの引用はここまで。ときどきこのように世に送り出した「こころ元気に生きる」「夢本(ゆめぼん)」「幸せな働き方」などからも引用し投稿したいと思います。

不安なときは「あぁ、いま不安なんだなぁ」と自分を優しく受け止めてあげてください。自分を否定するのではなく、優しく受け入れてから、落ち着いて、静かに呼吸を調えながら、ゆっくりとゆっくりと目線を下から上目づかいにして・・そして目力を意識しながら、背筋を伸ばして、「さっきまではリハーサル」「さぁ、今からが本番」と小さな一歩を踏み出す・・そんなイメージ。

コロナ疲れという言葉もあるくらいです。

予防には免疫力が大事。不安との向き合い方、つまりストレスコントロールは大事な新型コロナウイルス対策です。

少しでも心の免疫力のお役にたてることを願って。

新型コロナウイルス・・1日も早い終息を祈るばかりです。世界中の笑顔と元気のために。。

鎌田敏著書1
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