社員研修会で講演「パワハラと無縁な職場づくり」

岐阜県安八郡の神戸町中央公民館へ

昨年春にも社員研修会のゼロ災・安全講演でお世話になった企業さんにお声がけいただきました。

もとは大垣での講演を聴いてくださった社長さん(当時は副社長さん)が昨年春の社員研修会に講師依頼をくださり、そしてまた今回へと。良縁は良縁へ続いていくご縁の有難さを感じております。

大垣駅でまたまたかわいい樽見鉄道と出会う。

樽見鉄道の写真

社長さん自ら車で迎えに来てくださり、会場へ。

立派な演台の写真

立派な演台でしょ~!でも僕は、水や資料置きにしか使わず(もったいなーいw)、ホワイトボードの前か、演台の前で講演です。

150名超える社員の方々がご参加。パワハラ防止がテーマ。国内外でルールが厳格化されています(6月にはILOでハラスメント禁止条約が採択:日本はまだ批准していませんが。5月末には国会でパワハラ防止に関する法案が可決されました)。そうした背景も踏まえ、研修会へ。トップのこうしたことへの意識が高い組織はいいですね。

講演の舞台袖の様子

舞台袖で待機し、登壇!

パワハラに関しては知識より意識が大切なのですが、まずは知識ということでパワハラとは、そして裁判になった事例などから皆さんに考えてもらったり、パワハラ判断のポイント等について。そして、意識として「うっかりパワハラを防止」するためにアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)に気付き、改善していくアプローチと怒ると叱るの違いについて、さらに信頼関係のために大切なことについて。「信頼関係」こそパワハラと無縁な職場に直結します。

つまり、テーマはパワハラ防止なのですが、その「上位の目的」は望ましい組織・人間関係づくりです。パワハラ社員のいる部署は生産性が上がりませんし、離職率も高くなるのですが、この職場で働けることが嬉しいと感じる人間関係の中では生産性も高まり、人材定着にもつながります。

あれはダメ、これはダメを学習も大切ですが、それだけですと逆に萎縮してしまうものです。何事もポジティブな未来志向な視点で人と組織について考えることが大切だと思います。

みなさま、ありがとうございました!

講演後、大垣に送っていただき、名古屋を経由し新幹線で小田原へ。東海道線に再び乗換え平塚市へ。翌日のダブルヘッダー講演のため前日入りです。

・鎌田敏の著書情報はこちら ・参加者のお声(感想)はこちら

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