パワハラと無縁な職場づくり
名古屋にあるシンクタンクさんの事務所で製造業の担当者の方々とリーダー研修会の打合せでした。
台風一過の青空はとてもいいのですが、、、台風はもういっか。。。
打合せでは、イキイキと働くための「職場づくり」という研修会の大きな目的ですが、パワハラ防止の学習でもあります。
最近はホントにこの「パワハラ」というキーワードでの講演依頼やお問い合わせが増えているように思います。ワイドショーで連日のように取り上げられているからだろうか・・そうした面もあるかもしれませんが、やはり企業さんや労働組合さんが行われている相談窓口で「パワハラ関連」がとても多くなっていることが背景にあるのでしょうね。組織側の危機意識です。コンプラインアンスからいっても当然の流れですね。
パワーハラスメントについて
ハラスメントについては知識よりも意識が大切になってきます。あれはだめ、これはだめという知識型のNG学習ばかりだと、学習という場も萎縮するかもしれない。もちろんこうしたこともふれながら、いかに深く人権感覚へのふりかえり(気づき)を得ることが出来るか、そして殺伐とした職場ではない、イキイキとした職場の空気・人間関係をいかにつくることが出来るか、そのために何を大切に、どういう行動をしていこうか!というアプローチが大切ですね。その出発点が知識より意識ですね(もちろん知識も大切ですが、知っていることと出来ていることは違うので、行動につながる意識が大切なのです)。
パワハラにいいことなんてひとつもないと想像できることが大切ですね。萎縮につながり、モチベーションの低下、協力姿勢の低下、そして生産性の低下や事故多発にもつながりますし、なにより被害者含め多くの人が不幸になります。会社という組織のマネジメントには「働く仲間が幸せになるため」つまり「働く仲間が不幸になるようなことはしない」という大原則があるわけですが、それに反すると組織の負のバッドサイクルが回りはじめます。また、相談しても何も変わらない・・・という学習性無力感が社員に蔓延することもとても危険ですね(これはホントに危険なことです)。殺伐とした空気がより加速しちゃいます。
なんのためにミスを指摘するのか・・・この一点を考えてみるだけでもパワーハラスメント学習になりますよ(^_-)-☆