安全大会講演「アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)に気づき、コミュニケーションエラー防止!」

アンコンシャスバイアス講演「安全とコミュニケーション コミュニケーションエラー防止」

住宅施工と建材販売の両輪で頑張っておられる企業さんの安全大会で講演を担当させていただきました。2年に一度、施行研修会と安全大会を実施されていて、2年前に僕は講師としておじゃましました。

そして、またこうして講師にとリピート依頼。講師冥利に尽きますね。隔年にはなりますが、2回連続での登壇。お役にたてる場があることは、うれしいことです。

研修会場

LIXILテクノトレーニングセンターの会場で、「コミュニケーションエラー防止」を軸に楽しく安全学習です(前回は「心の安全」と「健康職場づくり」が軸でした)。これまでも「思い込みや未知を減らし、理解を増やそう」というメッセージを講演や研修で発信しておりましたが、最近は「アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)」という横文字キーワードが登場してきましたので、ちょっとカッコつけて(笑)こちらを活用したりします。

といっても、難しいことではなく、誰にでもあることです。楽しいクイズなどで無意識の思い込みに気づいていただくのですが、思わず「なるほどなぁ~」となります(このクイズ、主にメンタルヘルス研修でですが、実は10年ほどやっています。「無意識の囚われからの解放」で解決につながることに気づく楽しいクイズです。僕の研修を受講して下さった方は「エレベーターのクイズ」といえば、あぁ、あれか~と楽しんで思い出してくださる方も多いと思いますし、どこかで絶対に使ってるはずです(笑))。

でも、この無意識の思い込みはすべて悪者というわけではないのです。だれにだって普通にあることです。しかし、場合によっては「これくらい言わんでも分かるやろ」「いつも大丈夫だから今回も大丈夫だろう」などの思い込みからコミュニケーションエラーや確認意識のない適当な指差喚呼につながったりして、事故原因となることもあるわけです。

楽しい安全大会の様子 楽しい安全大会講演の様子

ぼかし加工していますが、楽しく参加されていることが皆さまの表情や会場の空気からなんとなく伝わるのではないかと思います(^.^)

「ドラえもん」をキーワードにしたコミュニケーションギャップ体感や改善法、身体を動かしてのコミュニケーションを通して無関心はアカンという気づき、思い込みを減らし理解を増やすためのコミュニケーション、信頼のコミュニケーションとコンプライアンス、そしてゼロ災へ向けてのひとりひとりの当事者意識と行動について、などなど・・・楽しく学習が一番大切ですね!皆さんの集中力が違いますので、学習効果がぐんと高くなるのです。眠気を我慢しながらだと講師が「伝えた」ことが「伝わっていない」というコミュニケーションエラーが起きますしね(^_-)-☆

朝から施行研修を受講され、おつかれの時間たにもかかわらず、皆さん終始ご熱心にご参加くださいました。

みなさん、ありがとうございました!ご安全に!

・鎌田敏の著書情報はこちら ・参加者の声(感想)はこちら

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