ネガティブは悪者ではありません

ネガティブから学ぶ 〈受容〉

ネガティブは悪者でしょうか?いいえ、悪者ではありません。「弱気」や「不安」など、一般的にはマイナスと見られていることにも意味があります。人生、山あり谷あり。こころの状態も同じです。元気があるとき(山)もあれば、元気がないとき(谷)もある。誰にも山と谷があり、自分だけが谷に遭遇するわけではないのです。

 

ハツラツとプラス思考で人生を歩んでいるように見える人たちにもネガティブな瞬間があり、元気がないときが必ずあります。「こころ元気配達人」を自負する私にも谷はたくさんあります。そして、それで良いと思っています。谷のときには、自分を否定するのではなく、そのことをどう受け止めるのかが大切です。山から見た景色と谷から見た景色は異なります。山から見た景色では気づかなかったことが、谷から見た景色で気づくことがあります。

 

例えば、それまで仕事で順調に来た人が、初めて味わう逆境の中で気づくことがあります。そうして、同じように仕事に悩む人の気持ちに共感できるようになり、さらなる気づきを得ることだってあるでしょう。

 

これを「学び」と言います。

 

ですから、元気がないことやネガティブなことは悪者ではありません。私たちは、そこから何かを学ぶことができるのです。すべてに意味があります。すべてに学びがあります。谷の状態を否定するのではなく、その状態を受け入れ、気づきや学びを得ることは「こころ元気に生きる」ための知恵のひとつです。

 

元気スイッチ〈ネガティブなできごとから学べることは何?〉

拙著「こころ元気に生きる~元気スイッチをONにする41の知恵より~」より抜粋

鎌田敏の本

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