労働災害防止講演「コミュニケーションエラー防止~「伝える」から「伝わる」コミュニケーションへ~」

コミュニケーションエラー防止講演会「伝える」から「伝わる」コミュニケーションへ

いよいよ安全大会講演の時期が近づいてきました。7月第1週の全国安全週間、6月の準備月間などでは企業さんにおじゃまする機会が多くなります。今年度の安全週間のスローガンは「新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で安全管理 惜しまぬ努力で築くゼロ災」とのこと。

何事も魔法はなく、惜しまぬ努力こそ大事ですね。これは安全だけでなくすべてにおいて言えることですね。

さて、今日は企業さんの労働災害防止講演におじゃましてきました。安全大会の位置づけでもあるそうです。実はかれこれ10年ほど前に2度もおじゃましている企業さんです。10年っ!そのときに受講して下さった方が安全管理のご担当者となられてのお声がけ。覚えてくれていて、ありがとう~感謝、感謝♡

当時と講演スタイルはずいぶん変わっていますので「いいですねぇ、いいですねぇ~!」と喜んでくださいました。成長した姿を見ていただけて、がんばってきてよかったっす。ホント。泣ける話や~ウルウル。惜しまぬ努力を築いてきたかは怪しいですが(汗)

最近は今回の演題「コミュニケーションエラー防止 伝わるコミュニケーション」・・・こうしたお題、多くなってます。世代間のコミュニケーションギャップもあるのでしょうけど、それはいつの時代も同じこと。ただ、コミュニケーションツールが大変革している近年では、やはり昔以上の世代間ギャップはあるのでしょうね。

「ちゃんとやれ!」「はいっ!(・・って、何をどのように?)」

「それ、とって!」「はいっ!(・・って、どれやねん?)」

「安全第一やぞ!」「はいっ!(・・って、えーと?)」

前後の文脈やキャリア、人間関係から、あいまいな指示でも阿吽の呼吸で伝わる場合もあるでしょう。しかし一方で、前後の文脈やキャリア、人間関係によって逆に上記のようなことも当然あるわけです。そして、これはトラブルなどのリスクの要因になりますね。なので「伝える」ではなく「伝わる」コミュニケーションが当然大事なのです。そして、受信者側が発信者側に確認や質問が出来る関係性もより重要です。「はいっ!(・・って、えーと?)」のままの状態が一番よくないわけですよね。

めちゃ簡単なワークでコミュニケーションエラーを体感していただくだけで、すぐに大切な気づきがあります。「あっ・・」。この「あっ・・ほんまや」という気づきがまず大切ですね。気づきがあれば、そのギャップを埋めるべく、講演への集中度も違ってきます。聴く耳の姿勢につながります。これだって「伝わる」ために大切なことなのです。どうすれば聴く耳を持ってもらえるか・・そのスキルも持って帰ってもらったり。あれやこれやと。みなさま、ありがとうございました!どうぞご安全に!

 

 

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