新入社員のフォローアップ研修
新入社員のフォローアップ研修の必要性について
僕はいわゆるビジネスマナーを軸とした新入社員研修を担当することはありません。僕のビジネスマナーの質がかなり怪しいし(笑)ナンチッテ。もちろん、カリキュラムの中で「仕事における心のあり方」「人間関係・コミュニケーション」「モチベーション」等を担当させていただくことはありますが・・
僕が担当させていただくのは入社・入職してから、3か月後や半年後、9か月後などに実施される新入社員のフォローアップ研修が多い。
こうした研修で毎年おじゃましているところもあります。
僕の社会人の出発点はリクルートコスモスでした。今は、コスモイニシアと商号も変えられ、数年前には大和ハウス工業グループとしてのディベロッパーに。リクルートではなくなっているんですね。時代の流れを感じます。されどあのリクルートの空気感と言いましょうか、そういう企業文化・風土はしっかり残っているのでしょうね。そこに大和ハウス工業さんの文化・風土が相乗的に関わり、より成長されていくのでしょうね。
で、僕の場合は、新入社員研修後は即、OJTでした。業務を通してjobトレーニング。これはどこもそうですね。
これは当然のことなのですが、そこにoff-JTという業務を離れてのフォローアップ研修が必要だなぁと現場をおじゃましていて感じるところです。だから講師依頼よろしくね、という投稿ではありませんよ(笑)。
理由
1)OJTのなかで自信を失ったり、コミュニケーションがうまくとれず孤立感を感じたりなど、かなり疲れている新入社員の方々がいらっしゃる
2)offーJTならではの外部の価値観とふれる、集合研修ならではの同期同士の共感・刺激により、狭くなっていたいた視野が広がる(リフレッシュ、原点回帰/気づき、自己理解/自分軸の再確認・再構築)
3)インターネットにより転職のハードルがとても低くなっている
4)労働人口が激減していく中で、早期離職防止・人材定着は多くの業界での課題となっている
1)3)4)については、組織の方々は実感されておられること。だからこそ 2)の時間が必要なのです。
外部の講師を呼ばなくても出来ることはたくさんありますよ。そのときの注意点は、組織側の価値観を押し付けるような場ではなく、同期同士がワイワイと対話(批判否定なく様々な価値観とふれあえるコミュニケーション)できる、安心安全に楽しくコミュニケーション、共感や刺激につながる場をつくっていただけたらと思います。
リフレッシュできて、他者とのかかわりのなかで自己理解が出来る場です。