リーダーシップ講演「ハラスメント防止のポジティブアプローチ」

リーダーシップ講演「パワーハラスメント防止のポジティブアプローチ」

PCがそろそろ寿命なのかなぁ。ブログアップようやくできます。

先日は管理職、管理監督者などのリーダーの方々集う研修会で講演。

このお題、直接的でなくともメンタルヘルスやコミュニケーション等の講演のなかでもふれてほしいという要望が増えています。で、パワハラ防止やメンタルヘルス・ラインケア学習(管理職、管理監督者の方々ですね)では「あれダメ」「これダメ」「こうしたケースがあり・・」「こういうことをしているとあなたに責任が・・」というNG学習が多くなるものです。もちろんこうしたアプローチも大切ですが、そればかりだと萎縮してしまいます。すると適切な指導に支障が出ることも考えられるのです。実際にそうした現場の声はよく聞きます。誰の目から見てもあきらかなパワハラは問答無用でアカンことです。で、僕は参加者のみなさんに問うわけです。「ミスを指摘するのは悪いことですか?」「ミスを指摘するのは何のためですか?」と。特に2つ目の問いに正しい答えを自覚していないとよくないですね。

僕としてはNG学習も大切だとは思いますが、そのことで「萎縮型の負のサイクル」が職場に蔓延するのは良くないと考えます。ですので、いかに「関係の質」を高めていくのかという「望ましい姿にコミットメント」するポジティブなアプローチが大切だと考えています。優秀な野球のコーチは低めには手を出すなとは言わない。高めをねらえというわけです。望ましい姿にコミットメントですね。低めには手を出すなばかりだと低めに意識が行き過ぎるのです。ゴルフの池ポチャの法則然りですね。これが委縮型です。

まずは「関係の質」を高めることです。コミュニケーションエラー防止という基本、「共感力」という人間力、効果的なほめ方・叱り方、行動改善を促すコミュニケーション、アンガーマネジメントというスキル等を軸に楽しい気づきたっぷりのワークで進めていきました。リーダーシップという船(シップ)がイキイキと航海するために、大切なことを気づいていただけたなら嬉しいです。

 

 

 

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