阪神大震災から23年

あの日から23年が経ったとは・・・

地面から突き上げられるような揺れ。机の下に隠れるなどの余裕なく、ただ、ベットの上で固まっていました。まだ真っ暗な空のもとに出たときの静けさを覚えています。本当に静かだった。そのうち、ひとり、ふたりと近くの家から出てくる。

何が起こったのかよく分からないまま、日が昇り始め、原付バイクに乗った。三宮駅まで5分とかからない。僕は当時、大学院の学生だった。ひとり暮らしの家の前の道から左折し、三宮方面への大通りにでて、目撃した光景、その時の夢を見ているかのような不思議な感覚をよく覚えています。

生かされた者として、これからもその歩みを大切にしていきたい。歩みたくても歩めなかった人たち。1月17日がくるといつもその想いに僕を導いてくれる。

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