福祉・介護職員向けメンタルヘルス研修~人と組織がイキイキするためのメンタルヘルスマネジメント~

岐阜県社会福祉協議会・福祉人材総合対策センターが主催事務局として毎年実施されている県内の福祉介護職員向けのメンタルヘルス研修。

僕が担当させていただくようになって今年度で8年目になります。毎年お声がけいただけることは講師冥利に尽きる喜びです。会場の羽島市文化センターの控室からは、毎年この秋空。雨は無いなぁ。いつも天晴な秋空です。

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90分や120分という講演の枠を超えて、講演講師だけでなく研修講師としての道が拓かれるきっかけとなった研修です。プチ自慢として(笑)毎回アンケート結果が良く、受講者のご要望に応え、研修時間の設定が長くなっていった経緯もあります。8年前のテキストを昨夜眺めた。粗削りながらも今の僕にとって新鮮なところも多々あり...その感じた気持ちを大切に研修にのぞみました。

超参加型(これは8年前から変わらない)で笑顔いっぱい元気いっぱいな4時間30分。スクール形式ですが隣、前後は初対面同士の方に座っていただくようにあらかじめ席を決めていただいています。どんどん仲良くなり、笑顔があふれるそのプロセスはメンタルにとってよい職場づくりへのヒントが満載だからです。そして対話(ダイアローグ)をとおして、様々な価値観とふれあうことで、様々な気づきや学びが期待できるのです。

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冒頭のアクティビティで一瞬にして会場の空気が一変します。

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講義も大切ですが、対話を通しての学習はとても意義があります。

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コミュニケーションのワークに共通していることは、お互いを肯定的に受けとめることで、参加者の自己効力感を高めていくこと。これは僕が参加者にインタビューなどのコミュニケーションしている際でも同じこと。過去のアンケートを読んでいて、こうしたことに気づいている参加者の方もおられます。「どんな発言も受容される講師の関わり方から学ぶことが...」と。まず講師が実践することです。

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ハラスメント対策でも僕は「あれはダメ、これもダメ」というアプローチよりも(もちろんこれも大切ですが)、この職場で働けることがハッピーだ、この人たちと一緒に働けて嬉しいといった職場づくり、そしてそのために何を大切にし、どういう行動を積み重ねていこうか...というアプローチです。つまり、今よりも周りの人が笑顔になるために出来ることです。

人間関係・コミュニケーション、明るい職場・風通しの良い職場づくり、セルフケア、ラインケア、メンタルヘルスの基礎知識、脳を休める技、傾聴ロールプレイ、モチベーションマネジメント、その他...などなど盛りだくさんな、されど4時間30分もあっという間の研修です。終了後にみなさんからいつも嬉しい言葉をかけていただけるのが、僕にとっての励みにもなっています。みなさん、ありがとうございます。

研修後は岐阜羽島駅から東京へ向かいました。月曜に続き、新宿で研修です。

久しぶりに岐阜羽島駅を利用したなぁ。岐阜駅から名古屋駅までJRの快速で20分なので、新幹線は名古屋駅が起点な僕です。

・鎌田敏の著書情報はこちら ・参加者の声(感想)はこちら

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