心の免疫力を高めよう(6)明るい気持ちを空気感染
拙著「こころ元気に生きる」元気スイッチをONにする41の知恵の一節から・・
良い空気を感染させる〈空気はつくるもの〉
こころは空気感染します。
家庭の空気、職場の空気に私たちのこころは影響を受けます。がんばっている人がいればイキイキとした空気の中で「私もがんばろう」と元気スイッチがONになります。ちょっとへこんでいるときに人の温もりがつくる空気にこころが癒されることもあります。これは良い空気感染です。
一方で、あいさつをしても返事が返ってこない、協力する雰囲気がない、両親が喧嘩ばかりしている、こういう場ではこころのエネルギーは低下していきます。これは悪い空気感染です。
みなさんの家庭や職場はどんな空気ですか?
どんな空気だとうれしいですか?
場の空気はそこにいるひとりひとりのこころのあり方や行動、コミュニケーションの積み重ねでつくられます。
こころにとって良い場の空気も悪い場の空気も同じメカニズムでつくられているのです。
場の空気を良いものにするためには「周りの人たちがいまよりも笑顔になるために自分ができること」を意識して行動することです。すると「良い場の空気」ができあがります。良い場の空気は空気感染するため、さらに良い場の空気がつくられていきます。
「今日もあの人たちと仕事ができるのがうれしい」「家に帰るとこころが癒される」そうした場の空気をつくりましょう。元気スイッチがONとなる場の空気をつくりましょう。
どのような空気の中にいたいか、どのような空気をつくるのがいいか。そのために自分は何を大切にし、何ができるのか。こうした視点もまた「こころ元気に生きる」ために大切です。
元気スイッチ〈明るい気持ちを空気感染させる〉
↑↑ 拙著「こころ元気に生きる」からの引用はここまで。ときどきこのように世に送り出した「こころ元気に生きる」「夢本(ゆめぼん)」「幸せな働き方」などからも引用し投稿したいと思います。
不安なときは「あぁ、いま不安なんだなぁ」と自分を優しく受け止めてあげてください。自分を否定するのではなく、優しく受け入れてから、落ち着いて、静かに呼吸を調えながら、ゆっくりとゆっくりと目線を下から上目づかいにして・・そして目力を意識しながら、背筋を伸ばして、「さっきまではリハーサル」「さぁ、今からが本番」と小さな一歩を踏み出す・・そんなイメージ。
コロナ疲れという言葉もあるくらいです。
予防には免疫力が大事。不安との向き合い方、つまりストレスコントロールは大事な新型コロナウイルス対策です。
少しでも心の免疫力のお役にたてることを願って。
新型コロナウイルス・・1日も早い終息を祈るばかりです。世界中の笑顔と元気のために。。
心のエネルギーが上昇する空気を創ろう。元気がでたり、温もりを感じたり、安心したり・・・空気はつくるもの。
空気つくりは誰もが何か出来ることがある。つまり、全員が取り組むことが出来るのがいいところですね!どんな小さなことでもいいですね。大切な人の周りだけもそうした空気をつくることをひとりひとりが心がけたいですね。