幸せな働き方講演(愛媛県にて)

愛媛県松山市へ。

企業経営、最新技術トレンド、会員相互のコミュニケーションの3つの切り口で印刷関連業界の高利益体質づくりをサポートされているハイデルフォーラム四国地区会でのセミナーを担当させていただきました。

岡山から乗車した特急しおかぜ・・アンパンマン列車でした。JR四国ではアンパンマン列車が走っています。僕もこれまで何度か乗ったことがありますが、やはり楽しい気分になるものです。土曜日ということもあり、小さな子供たちも大勢乗っていて元気な声が聞こえてくる。小さな子供たちがお父さんやお母さんと一緒に線路の近くでアンパンマン列車が通過するのを手を振りながら見ている。心が温まります。

アンパンマン列車の写真
アンパンマン列車1号車の写真

松山への道中は穏やかな瀬戸内海の景色が楽しめるので、これがまたいい!チコちゃんには叱られるかもしれませんが、ボーっと眺める。デフォルト・モード・ネットワーク・・・何もしないでいる時間、脳のある領域が活性化し、脳をメンテナンスしてくれるそうです。現代社会はとても便利になった分、昔ならばボーっとしていた時間も他者や仕事、あるいはSNSなどに振り回されることが多い。なので脳が疲れやすい。僕はメンタル不調の要因としてこうした疲れやすい脳の状況も大きいのではないかと考えています(脳がNO!と悲鳴を上げると自律神経、ホルモンバランスが乱れますからね)。

瀬戸大橋からの眺め
車窓からの瀬戸内海の景色

車窓からの景色。海のこんな近く・・なかなかないですよね。穏やかな瀬戸内海だからかな。こうした景色をボーっと眺める。脳に優しい時間です。

松山では道後温泉や県庁、市役所近くの会場がこれまで多かったのですが、今回は松山駅すぐ近くのホテル会場。四国の印刷関連業界の経営者や幹部の方々集う学習の場であり、交流の場。

職場元気コミュニケーションと題し「幸せな働き方」を軸に講演させていただきました。キーワードは「心の居場所」。心の居場所がなければ、人は居場所を探そうとする。つまり早期離職につながります。どの業界でも人財定着は大きな課題。そうした経営面からもこれは大切なことですね。また、働き方改革では労働時間の短縮やダイバーシティなどがクローズアップされていますが、そもそも関係性が悪く、不機嫌な職場では労働時間が短縮されても幸せな働き方にはなりませんし、生産性も低下します。関係性が悪いとダイバーシティなど絵に描いた餅で終わってしまいます。ワークとライフのハーモニー、多様性から育まれるダイナミズムもすべて関係の質の向上が大切になりますね。

幸せな働き方講演の様子(経営者の方々が対話中)
経営者、リーダー講演でコミュニケーションワーク中の様子

いろんな価値観とふれていただきながら、気づきを得ていただく。会の趣旨もまさにこれだろうということで、いつもの楽しいワークを交えながら。

講演冒頭に四国地区会の会長のお話がとても素晴らしく、そこでのキーワードであった健康経営などにも講演の中でリンクさせていただきました。ご挨拶と講演がリンクすることでセミナーの太い軸が産まれますもんね!

みなさま、ありがとうございました!

今回は陸路だったので、即帰路に。いつもは大好きな宇和島風の鯛めし(松山では炊き込みですが、宇和島では漬けの鯛をご飯にのせて)を食べて帰りますが、時間がなかったので、じゃこ天うどん!これがまた美味い!

じゃこ天うどんの写真

講演終えてのビールもまたうまいっ!

瀬戸内海と夕日の写真

瀬戸内海と夕日を眺めながら・・またまたボーっと帰路にデフォルト・モード・ネットワークのお時間。ボーっとしすぎてるかも(笑)。

・鎌田敏の著書情報はこちら ・参加者のお声(感想)はこちら

Follow me!