オンライン安全講話「新ヒヤリハットとレジリエンス」
大手ハウスメーカーさんの支部主催労働衛生研修（teams活用のオンラインセミナー）での安全講話「新ヒヤリハット報告とレジリエンス」を担当させていただきました。
レジリエンスとは変化に対する対応力・適応力であり、困りごとへの解決力やメンタルではストレスからの回復力ということになります。
新ヒヤリハット報告については建設工業新聞のこの記事などをご参照ください。一部抜粋しますと・・・
従来の安全衛生活動は、発生した災害やヒヤリハットの原因分析による災害の未然防止活動に重点を置いていた。今後はヒヤリハットを災害に至る前にリカバリーした成功事例として捉え、ヒヤリハットにとどまった理由や背景を詳細に調査する。個人の人間力や現場の組織力といった「レジリエンス力」を高める活動につなげる。
日刊建設工業新聞2021年２月10日
上記のレジリエンスだけでなく、心身の状態なども行動要因の重要なポイントとして捉えられています。
①新ヒヤリハット報告について、②そしてレジリエンスについて、③さらに心身を整えるレジリエンスについても（例えば、イライラしているときの回復力など・・イライラしていると不安全行動につながりますもんね）、④そして命の話しをさせていただきました。新ヒヤリハット報告については安全教育専門機関である(株)LiveAirさんの客員講師として担当しております。teamsの場合はシステムの安定性から、このように画面OFFで参加されることが多いのですが、心の目でアイコンの向こう側の方々を思い浮かべながら講演です(^_-)-☆
新ヒヤリハット報告もまた建設業界におけるレジリエンスから開発されたと僕は受け止めています。事故による死傷者数が大きく減少してから、横ばい、ここ数年に至っては微増という事もあり、これまでのやり方ではいけない、変化に対応していかないと・・という建設業界におけるレジリエンスです。新ヒヤリハット報告の活用が進むことで、労働災害の減少につなげていきましょう！ご安全に！
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