市立病院にて研修「メンタルヘルスとメンター制度について」(大阪府)
大阪府池田市へ。
阪急梅田駅から宝塚線に乗ろうと・・・なんと!
すみれの花 咲く頃~♪ならぬ、笑顔の花 咲く頃~♪を目指し、目的地へ。池田市は小林一三や安藤百福ゆかりの地で商売盛んで、文化の香りも漂ういいところ。
市立病院の医師や研修医、看護管理職、事務局の方々が集う場でメンター制度とはどういうものなのかを、現代の若者のメンタル特性もからめながら講演させていただきました。信頼関係がなければ機能しないことを特に強調させていただきました。OJTとの決定的な違い、カウンセリングマインド、良いメンターが心がけていることなどについても。メンター制度の解説が中心になりましたが、そこでもやはり僕はちょいと笑顔咲くミニワークを盛り込んだり。もちろんメンター制度理解につながるミニワークです。
メンターとは心のサポーター。導入している企業の目的の奥底には、若手の早期離職防止があります。退職する際の理由としてキャリアアップなどをあげられるが、本当の一番の理由は「職場の人間関係」ですよね。人間関係により他者から元気をいただくこともありますが、他者から嫌な思いをすることもある。
自分の居場所がないように感じ、不安や孤立感を抱く。分からないことが聞けなくなって(忙しすぎて聞けない雰囲気もある)、ますます不安になる。20代の働く人のメンタルヘルス不調者が増加傾向にあることからも、仕事面だけでなくメンタル面でもサポートするメンター制度を導入することは良いことだと思います。ただし、機能するかしないかは、メンター(サポートする人)とメンティ―(新人)との信頼関係によります。安心感が無ければ、心の扉を開いて相談は出来ませんから。また、なんでもメンターに相談してしまうのもよくないですね。仕事上の上司に報連相すべきこともメンターにしてしまうこともあるのです。ですので、ルール決めと組織のみんながメンター制度への理解を深めることが大切です。
今日はその理解を深めるための研修でございました!みなさま、ありがとうございました!
明日は長野県伊那市へ!