みえ健康経営セミナー基調講演「健康経営とメンタルヘルス」

4年ぶりの開催となる、みえ健康経営セミナー(主催:伊勢新聞社、後援:三重県、協会けんぽ三重支部、三重県商工会議所連合会、特別協賛:アクサ生命)での基調講演「健康経営とメンタルヘルス」の講師を担当させていただきました。

会場のアスト津アストホールでの対面とオンラインで約100名の方々(三重県内の企業経営者や人事労務担当者など)がご参加。

健康経営にはメリットしかありません。たとえば・・・1.ひとりひとりのパフォーマンス向上、組織の生産性向上 2.従業員満足度の向上(人材定着) 3.健康保険料の負担が軽減 4.体調不良によるトラブルや労災発生などのリスクを回避 5.企業イメージ向上(企業ブランド向上や人材確保)などなど。

ストレスは万病のもとという言葉がありますが、ストレスが関係している病気は数多い。精神面、身体面、その両方などなど。生活習慣病だって、過度のストレスが過食や大量の飲酒・喫煙といった生活習慣の乱れにつながっていることが多い。

ストレスチェックやストレスコントロール、ストレス解消の取り組みも大切ですが、そもそものストレスの要因(ストレッサー)が改善されないと、ストレスコントロールで対処しようにも次々と心身に悪影響があるストレスシャワーを浴び続けることになりますね。

ストレスの要因はコントロールできるものとコントロールできないものがあります。コントロールできないものの代表が、人間関係です。コントロールできないから僕たちはモヤモヤ、イライラなどストレス反応が続きます。だからストレスチェックなどでいつも職場の人間関係がストレスの原因の1位など上位に来るのです。職場の人間関係を良くしていくことは、仕事や会社に対するエンゲージメント(愛着心、思い入れ)を高める大切なポイントであり(人材定着へ)、メンタルヘルスやパフォーマンスの向上につながるのです。健康経営の目的とも多くの部分でリンクしているわけです。

ということで今回は健康経営のメリットや実践的なストレスコントロール、簡単にできる心身の健康法なども紹介しましたが、メンタルヘルスを支える土台でもある人間関係を良くするために大切なことやコミュニケーションのあり方にも力点を置きました。だから今回の講演テーマは「健康経営とメンタルヘルス」~人と組織の元気力を高めるために~です。みんながイキイキと働くポジティブメンタルヘルスの視点です。

近鉄名古屋駅から特急ひのとりで津へ。僕が乗車した時間帯のひのとりは津の次の停車駅が大阪の鶴橋なので、寝過ごすことは出来ない(^-^;

 

名古屋から津までだと、普通指定席に300円プラスするだけでプレミアムシートです。新幹線のグランクラス並みの乗り心地ですよ。超快適!

すごい雨の日でしたが、会場が駅直結だったので雨に濡れることなく会場入り。主催ご挨拶の後に講演させていただきました。

 

事例発表も拝聴させていただき、勉強になりました(後半途中で帰路につかねばなりませんでした)。事例発表された企業の社長さんが「健康経営の取り組みは真似し合える経営だからいい!」とおっしゃっていたことがとても印象的でした。ホントそう思います。健康にとっていい取り組みはどんどんわが社でも!という流れがもっと進み、健康経営優良法人認定(経済産業省)される企業がたくさん増えていくと良いですよね。働く方々のQOLが向上することは、地域やこの国の笑顔につながることでもあります!

みなさま、ありがとうございました。

帰りも特急ひのとりだったのですが・・・前にも紹介したかもしれませんが、津をハングル文字にすると笑顔の顔文字に似てるんですよね!いいね!

今週は企業講演(安全)、福祉団体での講演と続きます。ご縁のなかで笑顔と元気をお届けすべく、分かち合うべく、一歩一歩、前へ前へ!です!

・鎌田敏の著書情報はこちら 
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youtube「こころ元気研究所チャンネル」 
・ダイヤモンドオンラインで掲載された記事はこちらから

 

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