自殺対策強化月間・心の健康講演「上手な心の守り方」(東京
厚生労働省は、毎年3月を「自殺対策強化月間」、毎年9月10日から9月16日を「自殺予防週間」としてて、自殺防止に向けた啓発活動を実施しています。自殺予防事業としての心の健康講演会やゲートキーパー研修などもこの時期に実施されることが多いです。今回は東京都武蔵野市におじゃましました。
withコロナ当初、それまで減少傾向にあった自殺者数が増加に転じました。特に子供たちの自殺者数が増加していることに胸が痛みます。自殺は孤立の病と言われることがあり、誰にも相談できない中で自死に至るケースもあるわけです。相談できる方が身近にいなくても、例えば若い方々に向けては現在はSNSで相談に乗ってくださる仕組みもあります。こうしたコミュニケーションツールになれている若い人たち。今回おじゃました東京都にもありますし、厚生労働省のサイトには様々な団体が紹介されています。こうした情報が必要な方のもとに届くことも大切ですね。
自殺予防対策事業での講演やゲートキーパー研修等では、訪れる各地の市町村、都道府県、国などのそれぞれの相談窓口を調べて紹介しております。今回でしたら武蔵野市、東京都、国のそれぞれの窓口です。
ストレスコントロール(セルフケア)、セルフコンパッション(自分への思いやり)、より良い人間関係、コミュニケーション、上述の相談窓口情報などを軸に講演させていただきました。ウォーミングアップで場の空気を温めながら。心も空気感染します。心にとっていい空気をつくる、大切なことですね。講演後の質問もたくさんいただきました!
吉祥寺駅で下車。青空、気持ちいい。空を見上げて大きく深呼吸するのも良いですね、心呼吸です。
駅前のサンロード商店街もすごい人!吉祥寺で育った友人が昔このサンロードにはバスが走っていたと教えてくれました。その景色も素敵ですね。会場に到着。
対面講演とその様子を収録。手話や収録スタッフ、そして市役所の方々、武蔵野市から心の健康相談などを委託されているNPOミューの皆さま、ありがとうございました。市長さんもとても元気なかたでした!帰路、大きなお寺の境内に桜が咲いておりました。
私達も笑顔の輪を咲かせたいですね。
心に優しい時間、心が喜ぶ時間を大切に!
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