自殺対策事業/人事・労務のためのメンタルヘルスセミナー
静岡県企業向け自殺対策人材養成事業
人事・労務担当のための社員を守るメンタルヘルスケア実践セミナーでの基調講演講師を担当。3月は自殺対策強化月間でもあります。
当初は静岡の会場での対面講演&その様子をオンライン・ライブ配信でのハイブリッド型の予定でしたが、感染症の状況を勘案し、完全オンラインで実施されました。
セルフケアとラインケアの2つの視点から「職場を元気にするメンタルヘルス」講演です。
自殺対策については社外にはたくさん相談窓口があることを紹介。若い方々向けにSNSでの相談窓口などの情報も。今月のような自殺対策強化月間や9月の自殺予防週間、12月には人権週間、10月には全国労働衛生週間などもありますので、そうした月間や週間などを利用しながら、さまざまな相談窓口の情報を社内に周知しておくことは大切なことです。
長引くコロナ禍にてメンタルヘルスについてはこれまで以上に意識を高めて企業が取り組むべきことになります。メンタル不調による休職などでの経済損失も巨額となってきています。なによりも、一度メンタル不調になると簡単に治るものでもないので(僕自身、パニック障害を経験してますのでよく分かるのです)、自身の健康管理はもちろん、組織での人間関係やサポートもとても大切になってきます。
ヘルプのメッセージが出せる環境づくりはラインケアの大きなポイントになります。報連相は部下や後輩の義務ですが、報連相しやすい環境づくりは上司や先輩の義務ですもんね。他に、感情のコントロール、より良い人間関係、ストレスフリーな状態をいかにつくることができるか、簡単にできる心の健康法、脳を休める方法、幸せホルモンのための習慣術、さらには、元気が湧いてくる仕事と人生についてのお話しなども交えながらの時間でした。
みなさま、ありがとうございました。心に優しい、心が喜ぶ時間を大切にお過ごしください。
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