神奈川、山口で安全講話「新ヒヤリハットとレジリエンス」
大手ハウスメーカー主催労働衛生研修会(オンライン)にて講演。昨日は神奈川県川崎、今日は山口県。協力企業の方々が集まる研修会。新ヒヤリハット報告は、ヒヤリハットを事故の疑似体験的なネガティブ面だけでこれまで捉えていたこと多かったこれまでのヒヤリハットに対し、ヒヤリハットの中から事故から回避できたリカバリーポイントを見出していくポジティブな面がその特徴です。つまり、対応能力(レジリエンス)の向上につなげていく狙いがあります。また、心身の状況はどうだったのかという行動習性の背後要因も探求し、今後の労働災害防止に役立てていくことが目的です。
オンラインのツールは昨日、今日ともにteams。
teamsの場合はシステムの安定を保つために発言者以外は全員画面OFFのケースが多い。で、昨日、今日もそうした環境でしたが、こうしたケースも何度も経験していますし、オンデマンド用の講演収録も一人で行っているので、お顔が見えなくても脳内にドーパミンを出しながら(笑)、楽しんで講演することが出来ます(^_-)-☆ないものを嘆くのではなく、出来る中でいかに楽しめるか、これもレジリエンス能力なのです。
VUCAの時代(何が起こるか予測不可能な時代・・新型コロナウイルスによるパンデミックなどもそのひとつですね)と言われる中で、会社も個人も変化に適応していく能力、ストレスから回復していく能力、困りごとへの解決力であるレジリエンスは身に付けておきたいですね!
①新ヒヤリハット報告について、②そしてレジリエンスについて、③さらに心身を整えるレジリエンスについても(例えば、イライラしているときの回復力など・・イライラしていると不安全行動につながりますもんね)、④そして命の話しをさせていただきました。新ヒヤリハット報告の大切なキーワードであるレジリエンスや心身の状態と行動、ワークエンゲイジメントなどについてはこれまで数多く講演や研修をしてきましたので、今回、新たに開発された新ヒヤリハット報告については安全教育専門機関である(株)LiveAirさんの客員講師として担当しております。
ご安全に!
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