オンライン人権研修「アンコンシャス・バイアス」
自治体職員・人権研修(zoomによるライブ配信)
人権を守ることと同時に、今よりも周りにいる人たちが少しでも笑顔になるために自分(自分たち)が出来ることも大切な人権感覚ですよね。この想いを軸に3時間の自治体職員・人権研修。むずかしい話はなく、目の前にいる相手を大切にしましょうという話ですね。楽しく学ぶ、これは学習のとても大切な視点だと思っているので、分かりやすく、楽しく、明日から活かしていく内容です。
この研修を担当することになって今年度で8年目です。昨年は午前と午後に人数を分散しての開催でしたが、今回はオンライン(zoom)のスタイル!
思い込みや偏見の領域を減らして、理解や共感の領域を増やすというコミュニケーションの本質についてはこれまで触れてきましたが、ここ2,3年は「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」についての話しも交えながら展開しています。うっかりパワハラ等はアンコンシャス・バイアスがその背景にあるケースが多いはずです。本人はそんなつもりはなくても、相手の心が傷ついている・・・家庭や職場、地域の空気がギスギスしている・・など。無意識なのでまずは気づくことが大切ですね、そのための視点などについて。
自己受容や他者受容、空気づくり(心は空気感染しますからね)、人権は知識よりも意識、コミュニケーションエラー防止、傾聴力を高めるポイントなどについても。
そして、周りの人たちが笑顔になるために出来ることの見える化を通して、明日からのアクションプランです!
あれダメ、これダメというNG学習だけだと萎縮につながりますので、こうなるといいなという理想像に向けて自分が出来ることというポジティブなアプローチで人権を考えていくことはとても大切だと考えています。未来はつくるものですから!(^^)!
2人掛けの間には飛沫防止パネルが各席にありますが、会話によるコミュニケーションはほとんど無くし、飛沫を伴わないコミュニケーション(描いたものを見せ合ったり等)。僕からの問いに挙手などで反応いただく。ワークシートに向き合っていただく。集合してスクリーンで受講されるスタイルの場合にて、こうしたエクササイズを回しておりました。
市民の安全・安心をサポートされておられる方々です。コロナ対応に当たって、疲れている方がいらっしゃることもいらっしゃる。研修の場が心のリフレッシュにつながるように、楽しく笑顔の時間になるように進めていきました。あっ、これは僕のいつものスタイルですが(#^.^#)
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