コミュニケーション・コンプライアンス考察「共感のコミュニケーション」
共感のコミュニケーション
みなさんの話をしっかりと聴いてくれる人は誰でしょうか??
みなさんが困っているときに一緒に解決策を考えてくれる人は誰でしょうか??
みなさんが困っているときに一緒に解決策を考えてくれる人は誰でしょうか??
人は誰しも共感欲求や愛と所属の欲求があります。「自分のことを理解してほしい」「気持ちを分かってほしい」という共感欲求や「自分の話を聴いてほしい」「一緒に考えてほしい」「自分は独りではない」という愛と所属の欲求が満たされると心のエネルギーが高まります。一方で「自分のことを理解してもらえない」「気持ちを分かってもらえない」「話を聴いてくれない」「困っているときに誰も手を差し伸べてくれない」こんなときは私たちの心のエネルギーは低下します。
共感力の高い人とコミュニケーションすると、共感欲求や愛と所属の欲求を満たしてくれます。共感力の高い人とは相手に無関心ではなく関心を持ち、相手を分かろうとする人です。つまり、人を大切にする人です。人を大切にするからこそ、叱ることもありますが、人格否定、存在否定の言葉を投げつけたりはしません。相手の成長を想うからこそ、叱るのです。
共感とは相手の立場に立ってみることです。自分がされてうれしいコミュニケーションはきっと相手もうれしい、自分がされて嫌なコミュニケーションはきっと相手も嫌だ。このことを分かっています。夫婦や職場など、どの場面でも同じです。相手の立場に立ってみることで共感力は磨かれていきます。
そのための出発点は「挨拶」です。「挨」も「拶」も相手に歩み寄ること。つまり、挨拶とは双方向のコミュニケーションなのです。双方向のコミュニケーションにより、自分のことを理解してもらい、相手の気持ちを知ることが出来ます。一方通行のコミュニケーションでは思い込みや先入観があるため相手を正しく理解していないことがあるのです。その結果、誤解を生じトラブルにつながることもあります。お互いの理解と共感の領域を大きくし、お互いの未知の領域を小さくしていきましょう。