心の免疫力を高めよう(4)心の掃除

拙著「幸せな働き方」人と組織が輝くために続けたい習慣27のヒント の一節から。今回は、心の掃除。子供の頃にたくさん体験した掃除の時間(掃除学習)が参考になります。3つのポイント①心の掃除時間を設ける②ひとりで大変なら協力する(を求める)③掃除する対象に合ったものを使う(場所、もの、ひと等)

心の掃除

目の前のことをこなすことで精一杯で疲れがたまっている、イライラすることが多い。このような時の私たちは、心の整理整頓ができていない、心が荒れている状態になっています。けがれは「気枯れ」に通ずるので、やる気や元気が枯れていきます。

FIFAワールドカップロシア大会(2018)でのサッカー日本代表がベルギーに敗れ準々決勝進出できなかった後のロッカールームをきれいに掃除し、「ありがとう」というメッセージを残して世界中の多くの人たちから称賛されたことは記憶に新しいですね。

日本は生徒(児童)による学校掃除を教育の一環として長年実践し続けています。ちなみにアメリカでは大部分の学校掃除は掃除を受け持つ用務員が行っているそうです。これは文化の違いからくるものかもしれませんが、日本の学校掃除がモラル教育につながると多くの国で評価され始めているそうです。

私たちは小さなころから掃除が身近にあり、掃除上手なはずですが、自身の心となると掃除下手なときがあります。

学校掃除を通して、私たちは協力し合うことの大切さを学びました。心の掃除も誰かに相談してみる、話を聴いてもらう、アドバイスをもらうことですっきりきれいになることがあります。

学校掃除はきちんと掃除の時間が設けられていました。私たちも意識的に自分の心と向き合う時間を設けて、整理整頓したり、心が乱れる要因を掃き除いたりすることが大切ですね。

そして、掃除道具も大切です。目的に合わせて、ほうきやちり取り、雑巾やモップなどがあります。心の掃除も目的に合わせて、道具を使いこなしましょう。心が落ち着く喫茶店、日記、To Doリスト、読書、運動、相談できる相手などいろいろあるはずです。

心の掃除は、「気枯れ」しないために大切な習慣です。

●心の掃除を意識していますか?

●気枯れしないために、何を大切にしていますか?

↑↑ 拙著「幸せな働き方」からの引用はここまで。ときどきこのように世に送り出した「こころ元気に生きる」「夢本(ゆめぼん)」「幸せな働き方」などからも引用し投稿したいと思います。

不安なときは「あぁ、いま不安なんだなぁ」と自分を優しく受け止めてあげてください。自分を否定するのではなく、優しく受け入れてから、落ち着いて、静かに呼吸を調えながら、ゆっくりとゆっくりと目線を下から上目づかいにして・・そして目力を意識しながら、背筋を伸ばして、「さっきまではリハーサル」「さぁ、今からが本番」と小さな一歩を踏み出す・・そんなイメージ。

コロナ疲れという言葉もあるくらいです。

予防には免疫力が大事。不安との向き合い方、つまりストレスコントロールは大事な新型コロナウイルス対策です。

少しでも心の免疫力のお役にたてることを願って。

新型コロナウイルス・・1日も早い終息を祈るばかりです。世界中の笑顔と元気のために。。

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