アンコンシャスバイアス講演に参加

池田青年会議所さん(大阪)での講演の前に、青春時代を過ごした神戸へ。

その青春時代を共に過ごした守屋智敬くん(一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所代表理事)が講師を担当される神戸市イクボス養成プロジェクト~「多様な人材を活かす組織を創る!」アンコンシャスバイアスを知る、気づく、対処する~に参加してきました。

目からうろこが落ちるとはこのことかというくらい気づき満載の講座でした。

アンコンシャスバイアスとは「無意識の思い込み」「無意識の偏見」ということ。それ自体は誰にでもあることですが、そのことで相手を不快にさせてしまうこともありますね。

例えば優秀なプレイヤーだった方がマネージャーになったときに、過去の経験から「プレイヤーとはこうあるべきだ」という「べき」を部下に無意識に押し付けてしまっていて、部下との関係がぎくしゃくしているなどはよくあるケースです。ですので、そのこと(「べき」の押しつけがよくないのではないか?)の気づきが大切になります。この場合、「べき」自体が悪いのではなく、それを無意識に押し付けてしまっていることに意識を向ける、そのことが関係性を悪くしてしまっているのではないかに意識を向けるということですね。立ち止まって、無意識の領域を意識の領域に引き上げるということです。「気づき」は自己の態度を改めるきっかけになります。相手が・・ではなく、自分自身と向き合うことです。変革はすべて自分自身への「気づき」から始まります。僕は守屋君の講義を受講してそのことを強く感じました。

アンコンシャスバイアスへの気づきとは、人間関係のあり方を良き方向へ導くものです。ダイバーシティやハラスメントにおいてもとても大切な気づきになります。守屋君の講義は脳科学、心理学がしっかり背景にあるのですが、日常のあるある話等を交えるのでとても分かりやすく、また参加者同士の対話シーンも多く、それだけに「気づき」満載の場となっています。対話の場は立ち止まる良いきかっけになるからです。守屋君の著書 『あなたのチームがうまくいかないのは「無意識」の思いこみのせいです』(大和書房) も大変参考になりますよ!

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