ポジティブメンタルヘルス講演「イキイキとこころ元気に仕事をするために!」

攻めのメンタルヘルス対策

メンタルヘルス講演でメンタルヘルス不全の予防についてのアプローチはもちろんいたしますが、僕は「予防だけに止まらず、より元気になる」アプローチを大切にしています。つまり、「今よりもイキイキと仕事に取り組む」状態です。これは守りのメンタルヘルス対策ではなく、攻めのメンタルヘルス対策という位置づけになります。昨日は「モチベーション」「貢献」を軸に講演させていただきました。

「やる気」とは、「やる気を出す」(自律性)と「やる気は出てくるもの」(他者や環境との関係性)の両輪からのアプローチが大切です。例えば、昨日は自転車で移動できる場所だったのですが、自転車をこいでいるだけでもいつもと違い「よっしゃ!やるで!」と心のスイッチが入るのです。これも「やる気を迎えに行く」モチベーションアップの大切な学びがあります。行動から心にアクセスしているのです。これは「やる気を出す」ひとつの知恵になります。傷語が多く、萎縮してしまうような職場の空気の中ではやる気は出てこないでしょうね。ですから愛語を増やす、サポートし合うことにより承認欲求などが満たされて「やる気は出てくる」ものです。人間関係ですね。

そして今回は「貢献」に力点を置きました。人生の意味は貢献であると心理学者アドラーは言いましたが、社会や組織のお役に立っていると実感できることは自己効力感(セルフエフィカシー)を高めます。これが仕事における充実感にとって大切です。「貢献」実感のエクササイズを通して自分を見つめていただきました。「貢献」実感を見つめることは、「やりがい」と「感謝」にもリンクしていきます。なぜならば、仕事はひとりでやっているわけではないからです。仲間やお客さん、自分を支えてくれる家族や友人など。仕事に追われ無理して仕事をしている心の状態はワーカホリックなんていいます。それとは異なり、イキイキと充実感を持って仕事に取り組むことを誰もが望んでいますもんね!

 

 

 

 

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