職場の活力のために未来志向・解決志向な場づくり「ポジティブに組織を開発しよう!」。オープンスペース・テクノロジーのファシリテーターを担当(企業リーダー研修会)

職場の活力のために未来志向・解決志向な場づくり「ポジティブに組織を開発しよう!」。オープンスペース・テクノロジーのファシリテーターを担当

遅い昼ご飯を食べて戻りましたぁ~!暑い日、熱い場にいたのでお蕎麦が一番(^_^)/

知人でもある中小企業のトップの方から相談を受けて・・内容は書きませんが^_^;・・僕が提案したのが関係者が集まって様々な課題や共通の未来について対話(ダイアローグ)を行うホールシステム・アプローチでした。近年よく聞かれる「ワールド・カフェ」などがその代表格です。僕はホールシステム・アプローチのひとつである「オープンスペース・テクノロジー」(OST)をやりましょう!と提案したのです。横文字が出てくると分かりにくくなりますね(笑)。カッコつけすぎました^_^;

リーダー、次期リーダークラスの方々が集う場で、事前に解決・改善したい課題を出していただき、そのなかには共通項も多いので3つの課題に整理し、各人が興味ある課題に分かれていただき、課題解決に向けて対話を重ねていただく・・・つまりお好きな課題に分かれて、その課題解決に向けてミーティングすると言えば分かりやすいですね。今日ならば3つの島が出来上がったわけです。僕はその進行役、インタビュアー、総括等を担当させていただきました。トップに方には各島に出入りしていただきました。聴き役として。トップの方にとっても大切な場ですね、現場の生の声を知る、未来へ向けての各人の想いを知る機会です。

 

OSTのいいところは、現場のリアルな課題を見える化し、その現場の課題に関心ある関係者たちが対処していくということ。

そしてもう一点は、議論(discussion)ではなく対話(dialogue)がポイントです。ディスカッションを否定はしませんが、時には議論が白熱するあまりに、文字通り相手をネットスラングである「disる」(相手を見下したり、攻撃、侮辱したりすること)に通ずることもありますね。議論には勝ち負けが同居することがあります。結果として、責任追及のような、未来志向・解決志向というよりも問題思考に陥ることもあります。ですので、お互いの考えを尊重しながら自己主張を重ねながら「いいね!」を増長させて、ベストプラクティスに近づける対話の方が、関係者皆が心地よく、安心安全な場(話し合い、聴き合いの場)でいろんな角度から発言が活発に飛び出します。

 

今日の短い時間だけで、解決・行動計画に至ったわけではありませんが(あらかじめゴール地点をどこにするかを決めて、ワーク前に説明しておきました。このことも大切です)、なにが組織の課題であり(課題を見える化)、その課題に関心があるのはどういう人たちで、どういう考えを持っているのかをシェアできたことが大きな成果だと思います。責任追及のような場ではなく、よりよくしていこうという未来志向な場になることが皆さんのモチベーションを高めることにもなります。

こうした手法を体験することで、僕が居なくても、今後も実施できますね。リーダー層だけでなく、メンバーも巻き込みながらぜひ対話を重ねてほしいと思います。休日の中、ご参加いただきありがとうございました。今頃、やはり遅いランチがてら、ビールでも飲んでるのかしら~(^.^)飲みニケーションも大切ですもんね^^

 

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