山の上ホテル HILLTOP HOTEL

台風などの悪天候は別として・・めったにないことなのですが、なんと、先週は講演が2本も中止に・・主催者様のご事情ゆえ仕方ないことですが、心残りは、同じ日に講演依頼をいただいたのに既に予定が入っていることからお断りしなければならなかった他の主催者様のこと。笑顔と元気を分かち合う旅人としては、この点が心残り。「もっと早く分かっていれば~」ですが、過去は変えられませんので、またきっとご縁があると受け止めたいと思います(^_-)-☆そして、ゆっくり休みなさいというお天道様からのプレゼントだったのかもと受けとめております(^.^)

 

さて、旅をしていると宿泊する機会が多くなりますので(わが家が一番なので、出来るだけお家に帰る派ですが(^_-)-☆)、ときどきお気に入りのお宿などをご紹介していきたいと思います。

 

まずは、先日久しぶりにお世話になった御茶ノ水にある「山の上ホテル」。

周囲は明治大学など。明大通りから坂道をあがったHILLTOPにアールデコ調のホテル。ヴォーリーズの設計です。大正から昭和の始めにかけてアールデコの建物が日本でも流行りました(ぼく、建築好きなのです(^_-)-☆)。空襲のなかった京都などではアールデコの建物とよく出会いますね。

『かつて出版社の密集していた神田に近いところから、作家の滞在や缶詰(ここでは執筆促進目的の軟禁場所としてホテルに強制滞在させられること)に使われることが多く、そのため「文人の宿」ともなっており、川端康成、三島由紀夫、池波正太郎、伊集院静らの作家の定宿としても知られる。三島は1955年(昭和30年)当時、「東京の真中にかういふ静かな宿があるとは思はなかつた。設備も清潔を極め、サービスもまだ少し素人つぽい処が実にいい。ねがはくは、ここが有名になりすぎたり、はやりすぎたりしませんやうに」と使い心地の感想を語っている。檀一雄は舞台女優・入江杏子と愛人関係になり山の上ホテルで同棲し、入江との生活そして破局を描いたのが代表作『火宅の人』である。柚木麻子は2012年に、本ホテルにおける作家の「カンヅメ」に憧れ、自腹で宿泊する駆け出しの女性作家が主人公の小説『私にふさわしいホテル』を発表した。』(wikipediaよりコピペ)

雰囲気として感じるのは、文化人の集う場として、大人の社交場って感じ。嬉しいのは和室の部屋があって、ルームサービスも充実していて、お家のようにくつろげること。多くの文化人が愛した和朝食も部屋で食べることが出来ます(ルームサービスとしての別料金なしで!)。

部屋でゆっくりたべる和朝食。

 

講演後にとってもお腹が空いていたので、ホテルに到着する前に首都圏内で展開している人気の「富士そば」で軽く食べていたので、夜は「ヒルトップピラフ」をルームサービスで食べて、バーノンノンへ。9席のカウンター。多くの作家さんなどがここで文化論などを酒の勢いもあり激しくやりあっていたのでしょうね(^_-)-☆

賑わいのある御茶ノ水駅まで徒歩5分ほどですが、とっても静かな落ち着けるホテルです。

 

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